2014年03月31日

この花がしおれる前に《植物散歩》


実家の椿が花盛りでした。雨で落花が早まったのは、少し残念。

大ぶりの椿は、もちろんとても華があります。でも、一抹の儚(はかな)さも秘めています。
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落椿がテーマの有名寺院の写真、多いですよね。ボトッと落ちる瞬間を目撃したことはありませんが、昔から椿は散り際の潔さを讃えられてきました。そこから「武士椿(もののふつばき)」という名も生まれました。

ヴェルディの歌劇「椿姫」のヒロイン・ヴィオレッタが愛したのも椿です。原作では、確か白椿でした。これは実家の斑入り種です。
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貴族と高級娼婦たちが集う夜会でヴィオレッタに一目惚れをしたお坊ちゃま、アルフレード。最初は相手にされませんが、何とか次の約束を取り付けられそうに。

「この花がしおれる前に会いましょう」とヴィオレッタが差し出した、一輪の椿。「明日ですね!」と舞い上がるアルフレード。

なんと美しい約束のしかたでしょう。男と女は、かくありたいものです。


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posted by meryem at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 植物散歩

春の果樹園《植物散歩》


久々の実家。家族がいろんな果樹を育てています。電線に届きそうなオリーブをはじめ、レモンにシークァーサー、ぶどうにベリー、梅に桃。

その桃が開花中でした。桜と似ていても、まったく異なる愛らしさがありますね。枝にしがみつくように咲いて、花弁の形もちょっと違って尖り気味。桜が優雅な天女なら、桃は地上で魅力を振りまく、おしゃまな女の子。

桃には「天下無敵」という花言葉もあるとか。万国共通のものなんでしょうか。まさか桃太郎つながりで、日本限定の花言葉?

矢口桃。花桃だそうです。ひな祭りに飾る「桃の花」はこれだとか。
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こちらは美味しい実のなる大玉白鳳。雄しべが華やか。
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カリンは実を漬けて、風邪薬にしているみたい。花はこれから。
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実家は農家ではなく、都会の住宅街にある普通の家です。次から次へと果樹を植えるのには、何か特別な思いがあるのかもしれません。多忙な仕事の合間を縫って、休日は庭仕事に精を出している様子です。

理由を聞いたことはありませんが、小さな苗木から手塩にかけて育てあげることの喜びが、そうさせているのかなとも思います。

ソフトボール並みの橙(ダイダイ)を見たら、そりゃあ達成感ありますよね。
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でも、どうも同じ品種は植えないらしいと分かってくると、プチ農業試験場をめざしているのかしらと思うこともあります。

いずれにしても家族の思いがこもるこの庭が、大好きです。


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posted by meryem at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 植物散歩

2014年03月30日

「我かわく」


関西は早朝すごい豪雨でした。小降りになってから、久しぶりに礼拝に行ってきました。今日の題は「我かわく」。
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「渇く」とは魂が渇くこと、絶望すること。イエス様は、最期にひとこと「渇く」と言って絶命しました。自分は神様の子だと知っているイエス様が、なぜそんなことをおっしゃったのか。

たとえば絶望の淵に立ったとき、私たちはどんな光に救いを感じるでしょうか。手の届きそうにない高みで輝く完全な光でしょうか。でもそれは、あまりにもまぶしすぎませんか。

渇きを知っている方だからこそ、潤う谷へ私たちを導いてくださるに違いない。

というお説教でした。

大雨で街が洗われ、潤った日曜。あと3週間で、イースターです。
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